過去の実施の様子|2022年

2022夏の実施報告

子どもたちの幸せや安全・安心な社会を創るための「キッズデザイン」の視点で、「未来のインテリア」のテーマで、学生が商品・サービスのアイデアを出し、協力企業へ提案しました。2022年度は全国から5名の学生が集まりました。

参加学生の感想

SDGsに関する話は初めて聞きました。アイデアソンに参加してジェンダーと教育への理解が深くなりました。参加して本当に良かったと思います。

とても勉強になりました。またキッズデザインについて学べる機会があればぜひ参加したいです。

私は体調の都合で一人で外出をするのが難しく、このようなオンラインでしかいろいろな人と関わることができない状態です。そんな中でもこのように密度の濃いイベントに参加することができ、とてもいい経験と勉強になりました。
正直なところ、自分たちのアイデアが実現すればとても嬉しいのですが、現場に足を運ぶことが難しいと考え、この場限りでこの機会は終了するべきだと考えました。
しかし、今回の5日間を通して、少し自信がつきました。
この先の就職に向けて視野が広がる機会にもなったと感じています。
このような機会を作っていただいて感謝しています。本当にありがとうございました。

初めは、5人だけ、さらに2,3人のチームになるということにとても驚きましたが、終わってみると、少人数で話し合ったことで煮詰められた部分もあると感じられました。難しかった点としては、ホワイトボードに上手く書き込めなかったり、読み込み直すための時間を多くかけてしまったこと、途中メンバーがいない時間が数回あり、進捗状況を上手く伝えて進めていくことが難しく感じました。力不足を感じたりもっと発展させられただろうと思う部分は多くありますが、また機会があれば、参加したいと思います。5日間ありがとうございました。

毎日フィードバックがもらえて本当に嬉しかったです。普段、教授以外の方に感想をもらうことがなかったので、とても貴重な体験になりました。とても5日間楽しかったです。ありがとうございました!

参加企業の感想

学生をサポートし、提案が形になる過程を観察することができ、とても楽しく、学びを得ることができました。5日間ありがとうございました。

全般的に満足度が高かったが、いくつか課題もあったと思います。
初日のワークでは、学生たちだけでなく関係者に見守られながら行われたので、学生たちが自由に発言しづらく、なかなかうまく進めなかったように感じました。
ブレイクアウトルームでも、学生たちの自由な議論を妨げないような企業側の参加の仕方にも工夫が必要だと感じました。
また、ホワイトボードを利用したアイデアワークのため、議論が盛り上がるほど手元の記録がおろそかになってしまう傾向があり、せっかく出た貴重なアイデアが忘れ去られてしまうケースも散見されました。そこを踏まえて、ツールの使い方など、もう少し改善できるとよいと思いました。


実施概要



こどもたちの幸せや安全・安心な社会を創るための「キッズデザイン」の視点で、学生が商品・サービスのアイデアを出し、協力企業へ提案する。


主催 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
http://www.kidsdesign.jp/
運営協力

未来価値創造大学校  -特定非営利活動法人Deep People-
http://www.deeppeople.jp/

協力企業

積水ハウス株式会社
https://www.sekisuihouse.co.jp/

開催日時

2022年8月24日(水)10:00-18:10

2022年8月25日(木)10:00-17:30

2022年8月26日(金)10:00-17:30

2022年8月29日(月)10:00-17:30

2022年8月30日(火)10:00-17:00

会場
Zoomにてオンライン開催
参加学生について
大学生 5名(大手前大学、関西大学、筑波大学・専門学校)
参加地域

関東 2名
中部 1名
関西 2名

テーマ

未来のインテリア

つみき
チームこま:2名
チームこねくと:3名


タイムスケジュール

2022年8月24日(水)10:00-18:10
10:00-10:35 開会挨拶・出席確認
10:35-10:45 諸注意
10:45-11:40 自己紹介、ビジョン共有、グループ名の決定
12:00-13:00 休憩
13:00-13:05 開会挨拶・出席確認
13:05-13:25 キッズデザイン協議会説明
13:25-13:45 積水ハウス様企業紹介
13:45-14:00 学生より企業の方へ自己紹介、午前中の報告
14:00-14:05 休憩
14:05-18:05 こどもOS発想法ワークショップ
グループワークStep1:アイデアの拡散
グループワークStep2:アイデアの収束
グループワークStep3:価値軸の創出
Step4:アイデアの醸成
18:05-18:10 閉会挨拶
2022年8月25日(木)10:00-17:30
10:00-10:10 全体朝礼
10:10-12:00 SDGsグループワーク
Step1:どんな課題を解決したいか、明確にしよう
Step2:それはSDGsの中でどの目標か。
課題を調査してみよう。
数字や課題の具体例を挙げてみよう。
Step3: まとめてみよう
12:00-13:00 休憩
13:00-17:00 ディスカッション
17:00-17:30 進捗報告、全体終礼
2022年8月26日(金)10:00-17:30
10:00-10:10 全体朝礼
10:10-12:00 ディスカッション
12:00-13:00 休憩
13:00-13:20 進捗報告、学生同士の意見交換
13:20-17:00 ディスカッション
17:00-17:30 進捗報告
2022年8月29日(月)10:00-17:30
10:00-10:10 全体朝礼
10:10-12:00 ディスカッション
12:00-13:00 休憩
13:00-13:20 進捗報告、学生同士の意見交換
13:20-17:00 ディスカッション
17:00-17:30 進捗報告
2022年8月30日(火)10:00-17:00
10:00-10:10 全体朝礼
10:10-12:00 ディスカッション
12:00-13:00 休憩
13:00-15:00 ディスカッション
15:00-15:10 挨拶、発表説明
15:10-15:40 発表①チームこま
15:40-16:10 発表②チームこねくと
16:10-16:25 感想の共有、振り返り
16:25-16:40 学生の感想(3分x2チーム)
16:40-16:55 積水ハウス様、キッズデザイン協議会からの評価
16:55-17:00 閉会挨拶・参加後アンケート


協力企業

積水ハウス株式会社

テーマ:未来のインテリア

参考:https://www.sekisuihouse.co.jp/line/happy/top/

企業HP:https://www.sekisuihouse.co.jp/


実施内容


チームこま:子ども達が自由な発想で過ごせる児童保育施設

どんな課題を解決するアイデアか

このアイデアは子ども達の学童で過ごす時間をより豊かにするアイデアである。昔と比べて現状は放課後児童クラブの登録者数が過去最高に達している。しかし1日にインターネットを利用する時間も共に増加傾向にある。そのためコミュニケーションの減少によって苦手意識がつきやすい、かつ思考性を育てる前頭前野の利用も減っている。さらにこれから働き方の多様化により、より学童の時間が増えていくだろう。

 

その課題はSDGsのどの目標と関係しているか

学童運営を地域の定年後の方々と中学生で行うことにより「11.住み続けられるまちづくりを」に関係している。施設づくりの面では、まずブロックロッカーの色は男の子は青色、女の子は赤色といった固定概念に捉われないようにカラフルな色使いで「5.ジェンダー平等を実現しよう」と関連している。
次に水鉄砲ホースでは自ら水やりをしたくなる、自分から植物を育てさせる、触って確認できるような工夫で「15.陸の豊かさも守ろう」を実現させている。またこまテーブルでは全員が話しやすい空間作りでコミュニケーションを取りやすいように「10.人や国の不平等をなくそう」に関係している。
さらにゴミを食べるロボットというタベロボを設置することでゴミを捨てる習慣付けを行う「12.つくる責任つかう責任」を解消している。最後にパズルデスクでは体の大きさにあうように2段階作りになっており、日によって利用者数が異なるためテーブルを組み合わせて大きさを変えられる点で「4.質の高い教育をみんなに」を叶えるだろう。

課題を解決するためのアイデアはどのようなものか

子どもOSを含めながら教えるのではなく「自ら学ぶ」を実現させるインテリア作りを実現させる。
自由な発想で過ごせる「おもちゃ箱」をテーマとして定義しワクワクを感じられる、運動やコミュニケーションを自然にできて遊びに使える空間作りを目指して実施する。
例えば、ご飯を食べるスペースを小上がりにすることにより怪我を防ぐことや、収納を壁の奥にすることで最大限の空間作りを行っている。
学童で過ごしているだけで様々な方面から色々な考えを身につけることができる。

 

事務局より

拝見するたびにいろんなアイデアが広がっていて、うまくコミュニケーションを取れていた。データに基づいて課題をわりだして、課題を明らかにしてそこから議論を進められていた。
子ども特有の毎年成長して変化していくことを理解し、対応されていた。さらに子どもの教育にはワクワクドキドキが大切であるといい原点を取り入れていたところもよかった。


チームこねくと:人・ブロック・学び・資源をつなぐ

どんな課題を解決するアイデアか

コロナの影響で子どもの運動不足が深刻な問題として提起されている。さらに選択の自由を持っているおもちゃを作りたい。なぜなら女の子はおままごと、男の子は泣かないなど既存の考え方から解放させるためである。

 

その課題はSDGsのどの目標と関係しているか

小児科や学校、幼稚園、ショッピングモールなどの施設に回収したブロックを再利用・寄付することにより「1.貧困をなくそう」に関係している。平面の床だけではできない動きを誘発、室内で作れるアスレチックの要素で「3.すべての人に健康と福祉を」や、言語能力や性別や年齢を問わず遊べることにより「4.質の高い教育をみんなに」「5.ジェンダー平等を実現しよう」「10.人や国の不平等をなくそう」を叶えている。
廃棄物からリサイクルした素材を使用することや回収や寄付といった再利用サービス「12.つくる責任つかう責任」に関係している。成長に合わせて長期間使用できるため「14.海の豊かさを守ろう」に関連している。

課題を解決するためのアイデアはどのようなものか

ブロックの注文の仕方は専用アプリからデザインや大きさを選んでもらう方法をとっている。壊れてしまった時の対応は無料で新しいものに交換する。
前の商品は次の材料に循環し、無駄なく使い回す。
さらに使い終わった後、使用しなくなったブロックを回収するサービスも行っている。
おもちゃやペットボトル、プラスチックゴミを送ると量に応じてポイントが付与される。
回収したおもちゃは児童施設や発展途上国の子どもに寄付する。
豊富なサイズ展開で子どもの年齢や身長に合わせて選択でき、家庭や教育施設空間に応じて発注できる。
再生可能なリサイクル素材を使用することにより3Rを実現している。
多様な考え方に基づいて立方体や直方体、直線的な形といった多彩な種類を揃えている。
これを使った子どもたちは、机や椅子でこの形じゃないといけないという固定概念が取り払えるだけでなく、選択肢の可能性が広がる。
サービスの面で使い終わったものをポイント制にすることにより、分別に積極的となる。
つまり楽しみながら環境問題に身近に触れることができる。
ブロックをデザインできる、何もない状態から作り出すことにより、よくある形に限定していない。
欲しいものをどうやったら作れるか自分の考え方でできることにより、子どもの想像力を促進する。

 

事務局より

ジェンダーからブロックの発想に行ったのはすごいと思う。SDGsは幅が広いからリユースリデュースリサイクルである3Rのここを使用している。循環方社会の実現に貢献された案である。