SDGsオンラインインターンシップ2021

2021年8月30日から9月3日にオンラインで開催されたSDGsインターンシップ。
関東・関西・九州からの大学1年生が13名、2年生が30名、3年生が18名の計50名の学生が参加し、企業が抱える課題を解決するために様々なアイデアが提案されました。

SDGsオンラインインターンシップとは

受入団体一覧

受入団体名 課題タイトル、キーワード、SDGs
01
株式会社光百年
可能性は無限大。古民家再生プロジェクト。
#古民家再生 #地域活性 #地域創生 

SDGs8:働きがいも経済成長も
SDGs11:住み続けられるまちづくりを
SDGs17:パートナーシップで目標を達成しよう

02
株式会社大東技研

切っても切れない"モノ"と"ヒト"の、末永いパートナーシップを実現したい!
#モノづくり #環境問題 #アップサイクル #ものづくり

SDGs8:働きがいも経済成長も
SDGs9:産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs12:つくる責任、つかう責任
SDGs17:パートナーシップで目標を達成しよう

03
浜田化学株式会社

廃棄物リサイクルのブランディングを一緒に考えよう
#リサイクル #ブランディング  #企画
  
SDGs7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
SDGs9:産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs11:住み続けられるまちづくりを
SDGs12:つくる責任つかう責任
SDGs13:気候変動に具体的な対策を
04
マココロ株式会社

未来に向けて「食品ロス」をなくそう!
#食品ロス #調理ロス削減 #外食産業 

SDGs2:飢餓をゼロに
SDGs12:つくる責任 つかう責任
SDGs13:気候変動に具体的な対策を

05
A&A LinkTh
食品ロスを削減する方法を考えよう!
#食品ロス #啓発 #SNS発信 #マーケティング

SDGs2:飢餓をゼロに
SDGs12:つくる責任 つかう責任
SDGs13:気候変動に具体的な対策を

06
株式会社MASHU
美容室MASHUとしてSDGsに貢献できることを一緒に考えよう!
#美容 #スタートアップ #エシカル  #ビューティー

SDGs8:働きがいも経済成長も
SDGs12:つくる責任 つかう責任
SDGs17:パートナーシップで目標を達成しよう
07
前川建設株式会社
地場ゼネコンが取り組むべきSDGsとは?
#建築 #まちづくり #社会インフラ #防災 #働き方改革

SDGs9:産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs11:住み続けられるまちづくりを

08
社会福祉法人若草会

コロナに負けず、コロナ禍でもできる地域貢献を考えたい
#地域貢献 #障がい福祉 #オンラインでできること #コロナ禍でできること

SDGs3:すべての人に健康と福祉を
SDGs8:働きがいも経済成長も
SDGs11:住み続けられるまちづくりを
SDGs10:人や国の不平等をなくそう
SDGs17:パートナーシップで目標を達成しよう
09
株式会社オズマピーアール

コミュニケーションの力で社会の課題を解決
#PR #広報 #宣伝 #コミュニケーション 

SDGs17:パートナーシップで目標を達成しよう
10
SDGsナレッジラボ

大阪に修学旅行に来る学生達が、大阪を街歩きしながらSDGsを学べる「OSAKA SDGs TOUR」を考えよう!
#街歩き #観光 #教育 #修学旅行

SDGs4:質の高い教育をみんなに
SDGs11:住み続けられるまちづくりを

01- 可能性は無限大。古民家再生プロジェクト。
株式会社光百年

課題

明治時代に建てられた古民家を活かし、若者が集まり、地域活性化に繋がるような拠点を作りたい。どのような機能のある古民家にすれば若者が集まる場所になるか、若者視点での提案を募った。

企業紹介

理念
「アンティークライフスタイルを提供する私達は、共に働く仲間と愛着ある商品を創造し、お客様のパートナーとして貢献します。」

事業内容
インターネット販売を中心に内装小物小売業を事業展開。商品構成はアイアンブラケット、アイアンドアハンドル、真鍮金物等811アイテム (ショップ名:ツリーハウスガーデン雑貨&DIY)

販売先・売上比率:楽天市場店60%、https://www.rakuten.ne.jp/gold/cleebs/
ヤフー店25%  アマゾン店15%



課題解決提案内容

提案1:季節によって変わるイベント会場に

誰もが参加でき、誰ひとり取り残さない持続可能なまちづくりを実現するためのイベントを提案。

 春:若者が教える高齢者向けのスマホ講習会

 夏:バーベキューやキャンプ、ラジオ体操

 秋:旬な食材を使った料理教室  など

イベント開催によって地域交流ができ、また地域外の方も呼び込むことで地域の文化や特産品を広めることができる。観光業として事業ができれば、雇用も創出することができる。

 

提案2:庭木の手入れで資源を再利用

古民家のお庭の草木の剪定やその木材等の収集・廃棄には費用がかかる。地域の高齢者も自らできずに困っている。そこで地域の若者がボランティアで草木の剪定を行い、剪定した木材等を、工作の材料や肥料にすることによって再利用する。

 例)草木染め、葉からつくる絵具、木のDIYで食器や雑貨を作る、草木灰、雑草堆肥

 

提案3:SDGs人材育成拠点

地域の学生団体や地元企業と協力し、将来地域を活性化しSDGs問題に積極的に取り組む人材を育成する拠点とする。イベントやボランティア参加によって、学生の社会性を育む。

 

参加学生

5名
甲南大学、追手門学院大学、兵庫大学

02- 切っても切れない"モノ"と"ヒト"の、末永いパートナーシップを実現したい!

株式会社大東技研

課題

株 式会社大東技研は、身近な例では、スマホ・パソコン・家電・車など、日常生活に欠かせない様々な製品の中に入っている、半導体を作る設備用の精密金属部品 を製作している。金属製品加工の際には、金属の切粉や、金属と研磨剤などが混ざった汚泥など、産業廃棄物が排出される。これらを廃棄物として回収業者に出 す(リサイクル含む)以外に、アップサイクルとして、別のモノに生まれかわらせる方法を模索している。また、社員のSDGs への意識を向上させていくことも、課題であった。

企業紹介

株式会社大東技研
https://www.daito-engineers.co.jp
https://www.daito-engineers.co.jp/journal/

理念
DAITOだから出来る、技術 x アイデア x センスで、いつの時代も社会とつながる。
しなやかに進化し続け、社会の中で活き活きと役割を生み出す人が集まる、最高鮮度の活動拠点としての会社作りを目指します。 

事業内容
DAITOは、モノづくりを支える、「縁の下パワーのモノづくり」企業。
スマートフォンや家電、車など、私たちの日常のあらゆるモノに使用される半導体等を生産する、いわゆる『マザーマシン』の心臓部品をオーダーメイドで製作。少数精鋭を目指す、平均年齢31歳のエンジニア集団。

課題解決提案内容

産業廃棄物のアップサイクルとして5つの提案を行った。

1つ目は、着物やかんざし、アクセサリーなど服飾系に使うということである。着物のラメ糸の光沢は金属によるもののためアルミニウムを活かし、アクセサリーの一部には鉄やアルミニウム、切粉を使う。

2つ目は、盆栽の鉢である。汚泥を材料として使用し、切粉で鉢の装飾をする。

3つ目はタイルで、汚泥はタイルの材料となり、切粉は炎色反応を利用して色をつけることができるのではないかと考えた。

4つ目は、ピンホール式プラネタリウムである。アルミニウムの特性を活かして再利用し、種類を多く作ることによって産業廃棄物を多く利用できると考えられる。

最後の5つ目は花火で、切粉が材料として使える可能性がある。

そしてこれらの提案を、それぞれの関わりのある会社とパートナーシップを組むことで、双方にメリットが生まれるのではないかと考えている。

SDGs を社内で浸透させるためには、SDGsを見える化する必要があるため、以下の提案を行った。会社の目標・ビジョンをSDGsと紐付け、HPにもSDGsの コーナーを設けてはどうか。産業廃棄物のリサイクル(産業廃棄物を回収業者に出すこと)についても、リサイクルによる環境負荷も考えられるため、本質的な 課題解決になっていない可能性もある。よって産業廃棄物が最終的にどのように廃棄されているのか、その過程でどのような問題があるのかを「見える化」する 必要があると考えている。また、社員が地域のボランティア活動に参加することで、社会貢献すると同時にSDGへの意識も高められるのではないかと提案し た。

参加学生

5名
立命館大学、羽衣国際大学、都留文科大学、兵庫大学

03- 小廃棄物リサイクルのブランディングを一緒に考えよう

浜田化学株式会社

課題

「浜 田化学=SDGs貢献企業」「SDGsのことなら浜田化学」と言われるように企業認知度を上げていきたいと考えている。そのために多くの人にSDGsを知 り興味を持ってもらう広報活動の強化と、事業のひとつである廃油回収の3Kのイメージを払拭するような企画提案をお願いした。

企業紹介

浜田化学株式会社
http://www.hamadakagaku.co.jp/index.php

◆VISION 
従業員一人ひとりが大きな翼を広げ、自由で持続可能な社会を実現する。    

◆MISSION 
世界中の人々に美味しい食事と安心安全な環境を提供する。

◆Values    
私たちは地球環境の改善と人類の発展に貢献します。
常にお客様が喜ぶ安心安全な体験を笑顔で提供します。
様々な変化に適応する不断の努力を行います。

◆事業内容
1970年に全国初の廃食用油定期回収サービスを展開、廃食用油リサイクル全国シェア7%。 

・白イチゴ栽培、米のブランディングなどの農業 
・居酒屋、とんかつ屋、タイ料理3業態4店舗の外食産業 
・廃棄物や衛生など店舗運営サポート 
・ハンドソープ・洗剤・洗浄水などの製造販売



課題解決提案内容

課題に対して企画班とSNS班に分かれ、解決案を考えた。

企 画班は、SDGsの啓発や浜田化学の活動を知っていただくため企画として、SDGs に興味がある小学生やその親御さんをターゲットに、夏休みの自由研究にもなるオンラインイベントを考案。料理で余った食材で食べ物を作ったり、廃油リサイ クルについて知ってもらった上で使用済みの揚げ油を使用したキャンドルづくりイベントを企画した。


SNS班は、Instagram のフォロワーを227人から350人にまで増加させることを目標として、新規顧客見込みのある方へアプローチしたり、投稿時間を工夫して企業紹介や SDGsについての投稿をした。投稿時間は13時から18時半ごろが最も効果的な時間であるかもしれないことがわかった。他にも協力してもらいたい Instagramユーザーに投稿の宣伝を依頼したり、新規フォロワーの分析をしたり、投稿につけるハッシュタグの考案などをした。

参加学生

5名
兵庫大学、創価大学、関西外国語大学、明治学院大学

04- 未来に向けて「食品ロス」をなくそう!

マココロ株式会社

課題

マ ココロ株式会社では、うどん屋やとんかつ屋の経営をしており、お客様の食べ残しやスタッフの調理ミス、材料の発注しすぎなどによる食品ロスを減らすアイデ アを学生から募った。また、既に行っている食品ロス削減の取り組みについても従業員・お客様にも知ってもらうことも課題とした。

企業紹介

マココロ株式会社
http://www.macocoro.co.jp/

◆理念
会 社名のマココロの ”マ” 間を大切にしようと取り組んでいます。 人間、時間、空間と目には見えない関係性を楽しいものに育み気分の良い場を創造する ことです。一人一人が意識してより良い関係作りを取組むことに挑戦しています。今はスタッフ一人一人、自分がどのようにしたいのかと思いを持ち、考え行動 できる組織作りに取り組んでいます。自分を取り巻く社会との関わりから気づく課題ややってみたい夢に取り組むことで自己実現に挑戦、達成をするとともに仕 事を通じて社会への貢献につなげることに取り組み続けております

◆事業内容
とんかつ業態「かつ辰」3店舗 
うどん業態「四國うどん」2店舗を運営 




課題解決提案内容

お 客様の食べ残しを解決するために「食べ残し持ち帰りポスター」を提案し、作成した。ポスターは各テーブルに設置し、余った料理を持ち帰れることをお客様に 知ってもらうことで、これまで持ち帰りたくても言い出しづらかった人も気軽に持ち帰ることができ、食べ残しの食品ロスが減っていくのではないかと考えた。

食 品ロス削減の取り組みを従業員・お客様へ知ってもらうために、「食品ロスクイズ」も作成し各テーブルに設置することも考えた。料理がくるまでの時間に食品 ロスについて学べるものとなっており、家族での利用も多いことから、子どもでも楽しく食品ロスについて理解できるように工夫されている。食事の前にクイズ で食品ロスについて知ってもらうことで、ご飯を残さず食べようと意識してもらうことに繋がる。従業員もテーブルにクイズがあることで、食品ロスに目を向け るきっかけとなり、調理ミスや材料の発注しすぎなどを防いでいくことに繋がるのではないか、と考えている。

参加学生

5名
兵庫大学、関西大学、関西学院大学

05- 食品ロスを削減する方法を考えよう!

株式会社A&A LinkTh

課題

現在運用中のGURU+というウェブサイトを通して、食品ロス削減啓発を行っているが、啓発方法を新たに考案し、より多くの方に食品ロス削減に取り組んでいただくためのアイデアを募った。

企業紹介

株式会社A&A LinkTh
https://gurutas.jp/outline

理念
「GURU+(ぐるたす)」を介して、食品ロスに対する一人一人の意識を向上させ、食品ロスが発生しないステキな未来の実現を目指します。

事業内容
食品ロスのポータルサイトとして食品ロスに関する幅広い情報(「ナレッジ(ニュース)」、「Tips(知恵袋)」)を定期的に発信しています。このポータルサイトを活用すれば、現在の食品ロスの状況や取り組みを把握できるようになっています。

「Tips(知恵袋)」では、より具体的に日々の生活で活用できる情報を発信しておりますので、今日からでも食品ロスを削減することができます。



課題解決提案内容

ブリュッセル国連地域広報センターが作成したゴー・ゴールズから着想を得て、食品ロスについて学べるすごろくを考案。すごろくの内容は以下。

・スタート時に全員が日本の食品ロス量である600万トンの数を保持

・600万トンを減らしていき、ゴール時に一番少ない人が勝ち

・各マス目に食品ロスの増加や、減少がそれぞれ理由付きで記載されている。

例)増加:「外食時お腹いっぱいになり料理を残した。食品ロス2万トン増加。」

減少:「野菜の長期保存方法を知った!食品ロス3万トン減少。」

・GURU+サイトに掲載されたtips(食品ロスに関する豆知識)をゲームの中に入れ、遊びながら食品ロス削減法を学べるものとする

こちらが完成すれば、HPに記載し学校教材としても使用可能にする。

その他削減啓発2点考え提案した。

・スーパーとのコラボ

大阪府内のスーパーとコラボし、主に主婦層をターゲットとして食品ロス削減に関するTipsをその食材の販売コーナーの隣においてもらうなど。保存方法の掲示することで購買意欲を向上するなど、スーパー側にもメリットになると考えた。

参加学生

4名
兵庫大学、フェリス女学院大学、上智大学

06- 美容室MASHUとしてSDGsに貢献できることを一緒に考えよう!

株式会社 MASHU

課題

美容業界でできるSDGsへの貢献方法を考え、提案する。

企業紹介

MASHU
https://mashu.jp

◆PHILOSOPHY
~ Life with MASHU ~「MASHUと共に人生を」
お客様とスタッフと一生のお付き合いが出来る企業を目指します。

◆MISSON
「瞬間美」「日常美」「素材美」「健康美」を通じて、人と社会に輝きを創ります。




課題解決提案内容

美容業界でできるSDGsへの貢献として、環境面と福祉面で考え提案した。

<環境面>

・美容室でたくさんつかうタオルに注目し、吸水性・速乾性・抗菌力もあり長持ちするタオルを選択することで、つかう責任に貢献する。

・一日に多量のカラー剤や界面活性剤を排出しているので、自然分解されやすい界面活性剤を使用する。またカラー剤のアルミ製チューブを収集しリサイクルしている団体があるため、そちらで再利用されたり、車いすを買うための資金に当てていただく。

<福祉面>

年 齢や障がいに関係なくすべての人に平等な美の機会を提供するため、障がい者支援施設や介護施設や介護をしている方の自宅に訪問しMASHUのサービスを提 供する「訪問美容サービス」の提案。他にも施設でのファッションショーの開催し、誰もが自分らしさを表現できる場の提供を提案した。

参加学生

4名
兵庫大学、獨協大学、関西大学、武蔵大学


07- 地場ゼネコンが取り組むべきSDGsとは?

前川建設株式会社

課題

建設業界が人手不足、人口減少に伴う需要の減少、空き家問題、気候変動、建設者に休みがないなどの多くの課題を抱える中で、地域密着型の地場ゼネコンが取り組むべきSDGsは何かを考え提案する。

企業紹介

前川建設株式会社
https://maekawa-jp.com/


理念

お客様に歓んでいただけるものを創る歓びを
楽しみながら仕事ができる歓び
その歓びが私たちの理念です。


事業内容

建築物の設計・開発、施工及びリフォーム、土木構造物の設計、施工を中心に、特定建設業、一級建築士事務所として、地域の街づくりや皆様の暮らしに関する「住」のトータルサービスを提供し、より豊かで自然と共生した暮らしと社会の発展に貢献していきます。


課題解決提案内容

課題に対して、廃材の再利用、防災教室、建設体験施設の3つを提案した。

 

廃材の再利用
ブ ルーシートや建材の廃棄物があることから、会社の活動に賛同してくれたキャンパー向けにブルーシートを再利用したバッグを作成し、そこに薪用木材を入れて 配布することで、廃材を再利用する。他にも廃材を工作キットとして販売したり、オンラインで工作教室を開いたりすることも提案した。また地域の小学校の子 ども達と「ミニ建設隊」を結成し、建設現場を訪問して廃材などを回収し、学校に持ち帰って図工室で自由に使うことが出来るようにする。ミニ建設隊が結成さ れた小学校には、出張授業なども行い、SDGsをテーマにしたポスターを募集し、そのポスターを建設現場に掲示することも提案した。


防災教室
土地柄をよく知る建設業だからこそ、地域の方向けに防災教室を行うことで、地域とのつながりをつくる。その繋がりから今後の建設業の担い手につなげていく。


建設体験施設
英 語の建設(Construction)とラテン語の惑星(Stella)を合わせた「コンテスラ」というものを提案した。コンテスラは、重機操作やタイル 張り、壁塗りなどの体験を通して、子どもたちに建設の楽しさや仕組みを知ってもらう施設である。また実際に重機や建設の仕組みを体験し知ってもらうこと で、建設業のイメージアップに繋げたり、建設業につきたいと考える人が増加する可能性も考えられる。

参加学生

5名
兵庫大学、甲南大学、東京女子大学、東京理科大学


08- コロナに負けず、コロナ禍でもできる地域貢献を考えたい

社会福祉法人若草会

課題

障 がい福祉を行っている若草会ではコロナで以前のような、地域や学校との交流が出来なくなってしまった。コロナ禍でもできる地域交流のあり方の提案を募集し た。また施設自体が入り口が奥にあり入りづらく、周囲に住宅が少なく工場が多いこと、さらに人通りが少ないなどの立地の問題で地域と繋がりにくいことが課 題であった。また、福祉施設の利用者の方の就労に関して、地域の企業の方々に、多様な働き方の可能性があることや就労支援について知って欲しいという課題 があった。


企業紹介

社会福祉法人 若草会
http://www.wakakusakai.or.jp/

<ミッション>
?共に歩む?
「地域と共に」
「利用者・家族と共に」
「職員と共に」
この3つの理念には、人と地域が繋がり互いに支え合える暮らしの場となること、誰もがその人らしい生活が送れること、一緒に働く仲間として助け合い・支え合いながら支援者として成長し続けること、という想いが込められています。

<事業内容>
・生活介護事業
・就労継続B型事業
・就労移行支援事業

課題解決提案内容

課題に対して、地域貢献班と就労班に別れて提案をおこなった。


地域貢献班

  施設に入りやすい雰囲気にするため、クラウドファンディングなどで集金し、防犯対策もかねたイルミネーションをすることなどを提案した。また施設の空いて いる部屋を、地域の企業の会議や地域の自治会の集まりの場として提供することで、施設と地域との繋がりもつくることを提案。コロナ禍での地域との交流方法 として、オンラインを利用した○×クイズやジェスチャーゲームなどを通しての近隣の小学校と施設の利用者さんとの交流を提案。

就労班

障 がいある方本人の体験談や支援者の話してもらうようなオンライン講演会を開催し、雇用者側の不安を解消することを提案。若草会の利用者の方の過去の就職先 や就職地域をヒアリングし、その地域でSDGsの取り組みを積極的に行っている企業をリストアップ。講演実施時の案内先リストを作成した。また利用者の方 のイラストや絵画作品をSNSで広めることや、フリマアプリで出品することなどを提案した。

参加学生

5名
兵庫大学、国立看護大学校、関西外国語大学、筑紫女学園大学

09- コミュニケーションの力で社会の課題を解決 

株式会社オズマピーアール

課題

PR会社であるオズマピーアール様が現在サポートしている、東京都大田区の在留外国人支援をしている「一般社団法人レガートおおた」さまの課題を、ピーアールの力で解決提案することが課題であった。


企業紹介

株式会社オズマピーアール
https://ozma.co.jp/

◆事業内容
国内、海外の企業、政府関係機関、公的団体などのクライアントに企画立案から実施まで、 総合的な広報(パブリックリレーションズ)サービスを提供。

◆『OZMAPR』の仕事の理念 
社会に「問い」を立て、新しい「あたりまえ」を創る



課題解決提案内容

課題について各種メディアへのPR、在留外国人の方へのPR、レガートおおたさまをもっと良くするには、と言う3つに分けて考えた。

メディアへのPR

PRとは何かをいうのをオズマピーアール様に教えていただきながら、在留外国人に関する3つの課題についてや、レガートおおたさんの事業紹介、レガートに込められた想いをメディアに紹介するためのリリース案を考えた。

在留外国人の方へのPR

日 本に特に多い中国籍、フィリピン籍、ベトナム籍、ネパール籍の方たちへの発信方法を考えた。中国やフィリピンの方たちは日本にコミュニティを持っているた め、そのコミュニティにチラシを配ったり、良く使うSNSにPR画像や動画の投稿をすることを提案。ベトナムやネパールの方たちには、Facebookを 利用している人が多いが、携帯電話を持っていない人がいることを考慮して、街にオブジェやモニュメント、それらを使ったパレードなどで注目を集めることで 知ってもらう仕掛けを提案。それらが、話題になることで、日本人からの認知度も上げることができる。

レガートおおたさまを より良くすることに関しては、ホームページの翻訳機能やフリガナ記載、お問い合わせフォームの設置、スタッフの顔写真やプロフィールの掲載、活動内容や事 例紹介、相談者のリアルな声を掲載、団体名に込めた想いや、レガーレの意味やビジョンを掲載するなどのリニューアル内容を提案。またコロナ禍で海外に行き たくても行けない学生達と、外国人の方との交流イベントの開催も提案した。

参加学生

6名
甲南大学、学習院大学、追手門学院大学、関西大学、都留文科大学、京都光華女子大学

10- 大阪に修学旅行に来る学生達が、大阪を街歩きしながらSDGsを学べる「OSAKA SDGs TOUR」を考えよう!
SDGsナレッジラボ

課題

近年、中学生や高校生が修学旅行で関西に来る際の訪問先としてSDGsを学べるところを訪問したいという問い合わせが増えている。そこで、大阪を街歩きしながらSDGsを学べるような「OSAKA SDGs TOUR」を考えていただいた。


企業紹介

ナレッジラボ
http://www.knowledgelab.jp/


◆VISION 
Education that leaves no one behind
誰一人取り残さない教育

◆MISSION 
現 在6人に1人が相対的貧困状態であり、子どもの心の貧困(自己肯定感や自己効力感の低さ)も課題とされています。SDGsの「誰一人取り残さない?No one will be left behind」という理念の下、未来を担う全ての子どもたちに対して、学習支援だけでなく、社会に貢献し、SDGs達成にも取組み、よりよい社会を目指 し、実際に行動し体験出来るステージづくりや人間教育を本分科会にて行います。

◆活動内容
・SDGs教育
・SDGs達成ための知の拠点づくり
・子どもの貧困課題の解決



課題解決提案内容

訪れた学生が多様な考え方や取り組みに触れて、新しい視点から日々の暮らしを見つめ直し自分にできることは何か考えられるきっかけになるような街歩き「OSAKA SDGs TOUR」を考案。

ツアーには、学生が楽しみながらスポットを回れるように、各スポットにオリジナルのクイズを用意して、競争要素を取り入れつつ、クイズを解きながら幅広い視野を持って多くの情報を取り入れることができるようにした。

ツ アー中には、SDGsの目標を3つに分けた社会・環境・経済の側面を、一つのコースで満遍なく回れるように、また、生徒同士が一つのスポットに集まらない ように分散して訪問できる、オリジナルマップを作成。実際に行って気づいたことをすぐに記入できるワークシートも用意。

さらに修学旅行の事前事後学習ワークシートも提案。事前学習でSDGsに関する基礎的な知識、大阪でのSDGsの取り組みを調べることで、スポットを回る際に多様な角度から観察して考えを深めることができる。

事後学習では、街中で見つけた取り組みについて気づいたことや考えたこと、もっと工夫ができると思った点をまとめ、クラスで共有することで、修学旅行での学びをより深いものにすることを提案した。

参加学生

5名
兵庫大学、都留文科大学、関西学院大学、羽衣国際大学

SDGsオンラインインターンシップについて

SDGsオンラインインターンシップについては、下記ウェブサイトをご覧ください。

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