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ユースアクション新聞2022.07.05

極東開発グループ SDGs宣言のもと、食品廃棄物を再生可能エネルギーに変換!

主に「建設」「物流・省力」「環境」分野の特装車事業を
中心に事業展開する極東開発工業は、「極東開発グループSDGs宣言」のもと、「再エネ型経済社会」の実現を目
指しています。1955年の創業以来掲げてきた経営理念「技術と信用を重んじ、一致協力して、企業の生成発展に
努力し、広く社会に奉仕する」に基づき、特に「地域「」環境」「人」に関わる社会課題の解決に取り組んでいます。
「地域」に対しては、SDG11(住み続けられるまちづくりを)とSDG12(つくる責任、つかう責任)への貢献を目指して、災害に強い都市基盤の整備や省力・省人化による人手不足の解消、資源リサイクル基盤の整備を行っています。特に最近では、「食品リサイクルによるバイオガスプラント(岡山県岡山市)」や「使用済み紙おむつ燃料化施設(北海道幌延町)」など循環型社会の形成にも貢献しています。「環境」に対しては、SDG12(つくる責任、つかう責任)とSDG13(気候変動に具体的な対策を)への貢献を目指して、サプライチェーンの環境負荷低減や3R(リデュース・リユース・リサイクル)を進めています。2020年度は、一般社団法人日本外交協会から依頼を受け、地方自治体などで役目を終えた車両15台を改造・整備し、途上国に寄贈しました。「人」に対しては、SDG3(すべての人に健康と福祉を)SDG5(ジェンダー平等を実現
しよう)SDG8(働きがいも経済成長も)SDG10(人や国の平等をなくそう)への貢献を目指して、従業員やお客様に対してあらゆる取り組みを行っています。例えば、ごみ収集作業などの労働市場の変化に伴い、収集車における巻き込まれリスクを低減する安全支援システムを開発しています。ゴミ収集作業等における労働者の安全を確保することで、製品ユーザーの多様化に対応することを目指します。
食品廃棄物を再生可能エネルギーに!バイオディーゼル岡山(株)食品リサイクル工場

「極東開発グループSDGs宣言」のもと、多方面で取り組みを行う極東開発工業ですが、ここでは「環境」に関する取り組みの一つである「食品リサイクル工場」について紹介します。極東開発工業は、バイオディーゼル岡山株式会社及び岡山市と連携し、食品廃棄物を再生可能エネルギーに変換する取り組みを行っています。バイオディーゼル岡山(株)食品リサイクル工場施設では、市内の学校から出る給食ごみ、スーパー・コンビニエンスストア、食品製造工場などから排出される食品廃棄物を回収し、それらを原料にしてバイオマス発電を行っています。現在日本では、1年間に612万トン(農林水産省2017年度推計値)もの食糧が捨てられています。国民1人あたりに換算すると、毎日お茶碗1杯分の食糧を捨てていることになります。そのうち食品小売業は36%、外食産業は16%を占めます。しかし、食品小売業・外食産業において発生する調理残渣や食べ残し、賞味期限切れにより販売できなかった廃製品の再生利用率は50%程度です。包装容器分別に対応できる施設が少ないことで、家庭の食糧廃棄物などに比べてリサイクル率が低いです。そこで本施設では、分離機で弁当等の容器類は破砕して食品と選別できるようになっています。選別された食品はメタン発酵(酸素の無い環境で微生物によって分解させる反応)され、約1か月の滞留時間を経てメタンを主成分とするバイオガスに消化・分解されます。ここで発生したバイオガスを燃焼させることで電力が生まれます。このように、「ゴミ」として捨てられていた食糧廃棄物を1日当たり約45トン受け入れ、約1600世帯の電力使用量に相当する再生可能エネルギーを発電しています。原料となる食糧廃棄物の収集に地域の食品小売業や外食産業の協力が必要であるなどの理由から、西日本ではまだまだ稼働しているバイオガス発電施設は少ないですが、エネルギーの地産地消や再エネ型経済社会を実現する解決策となることを目指しています。

極東開発工業SDGs関連ツール地域の学生など様々なステークホルダーに向けた発信

極東開発工業は、従業員だけでなく、地域の学生、就活生など様々なステークホルダーに向けたSDGsの啓発資料を発行しています。例えば「MySDGs–未来につなぐ私のアクション–」では、日常生活からSDGsの未来につながるアクションを起こすためのヒントがまとめられています。「主体的に家事をする」「よく考えて買い物をする」「通勤方法を変えてみる」など、一見何気ないライフスタイルがSDGsに影響を与えることということに気づくことができるでしょう。是非これらのツールも試してみてください。